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英語ネイティヴの感覚を人工的に作る!

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今回は、リーディングに関するお話。

「感覚的に読めるネイティヴの能力を人工的に作ってしまおう」

というお話になります。


■ネイティヴは無意識に考えている


先日、別のメルマガで、

「ネイティヴは考えていないように見えて、
 ちゃんと、無意識に考えながら読んでいる」

というお話をさせていただきました。

日本人はまったく何も考えずに日本語を読んでいるように見えますし、
ネイティヴはまったく何も考えずに英語を読んでいるように見えます。

でも、実は、「無意識に」ですが、ちゃんと考えているんです。

例えば、

「昨日なんだけどさ、鈴木君と佐藤君に久しぶりにあったんだよ。
 彼は高校時代から頭よかったけど、今は社長なんだって!」

という日本語では、

「彼って、鈴木君と佐藤君のどっち?」

と違和感を覚える。

ちゃんと、「彼が誰を指すのか?」を無意識ですが、考えているのです。


ネイティヴも、

The tall guy washing a black car over there.

と言われたら、

「え? The tall guyがどうしたの? verb(動詞)はどうした?」

というように、ちゃんと、無意識に「動詞はどれだ?」と考えているのです。


このように、ネイティヴは無意識ながらも、ちゃんと考えている。

その結果、先ほどの例のように、間違った英文が来たら、

「変だ!」とセンサーが反応しますし、

多くの日本人が取り違えてしまうような、

The tall employee hired in January has been working hard for eight
months.

のような英文もちゃーんと、

「主語(S)はThe tall employee hired in Januaryで、
 動詞(V)はhas been working」

と、正しく判断できるんです。

(英語には、命令文以外は「必ずSとVがある」という性質があるので、
 Sが何か? Vが何か? はネイティヴは無意識に考えていますよ)



■ネイティヴのようなセンサーを


上記の、

The tall employee hired in January has been working hard for eight
months.

は、先ほどお話したように、ネイティヴはちゃんと「何がSで、何がVか」を
判断できるセンサーを持っています。

ところが、日本人はそうはいきません。


上記の英文は、

The tall employee 高い従業員
hired 雇った

と取り違えてしまう人がとても多いんです。

ネイティヴのように、正しくSVを取れるセンサーを持っていないのです。


これは、上記の英文に限りません。

The vehicle our customers thought was a hybrid car actually runs
on gas.

なんかも、正しく取れない人が多いです。

単語や熟語を知らないとかそういうことではなく、
単語や熟語の意味をすべて知っていても、正しく意味が取れないのです。

例えば、上記の文なら、

vehicle 車両
customer お客さん
hybrid car ハイブリッド車
actually 実は
gas ガソリン

と知った上でも、正しい意味である

「われわれのお客さんたちがハイブリッド車だと思った車両は実はガソリン
 で走る」

と取れない人が多いんです。


ほかにも、リーディングをしていて、

「この英文、使われている単語・熟語は知っている(or辞書で調べた)のに、
 文全体の意味が正しく取れない」

という症状が出ていませんか?


それは、ネイティヴのように正しく読めるセンサーがまだ備わっていないこと
を意味します。



■人工的に作ってしまおう!


ネイティヴの場合、こういったセンサーが勝手に身に付いています。

子どもの頃から、一杯英語に触れて来たことで、
勝手に身に付いているんですね。

では、英語学習をする私たちノンネイティヴはどうすればいいのか?

それは、人工的に作ってしまえばいいんです。

「ネイティヴが、なぜ正しく判断できるのか?」

にはちゃんとした根拠があります。


例えば、

The tall employee hired in January has been working hard for eight
months.

だったら、hiredがVではなく、「背の高い従業員は雇った」ではないのに、
明確な根拠があります。

それは、hireというのは第3文型の動詞で、Vとして使うのなら、
目的語が必要。

例えば、

The tall employee hired Jack in January.

だったら、ちゃんとJackという目的語があるので、
Vとして使っている正しい使い方です。


ところが、

The tall employee hired in January has been working hard for eight
months.

の場合、hiredの後ろに名詞(目的語)がありません。


と言うことは、これはVじゃないんです。

じゃあ何か? と言うと、過去分詞であり、形容詞としてthe tall employee
を修飾しているんです。

過去分詞なら、受動態の意味なので、目的語がないのが正しい。

なので、

The tall employee hired in January

は「1月に雇われた背の高い従業員」という意味になるんですね。


このように、

「The tall employee hiredが来たら、その後ろに名詞が来るか?」

に着目しておけば、

「名詞が来たら、hiredはVであり、"背の高い従業員は雇った"という意味。
 名詞が来なければ、hiredは過去分詞で、
 "雇われた背の高い従業員"という意味」

というように、すぐにわかるんです。


最初はこういうことは意識しながら練習しないといけません。

しかし、こういう「意識的な練習」を繰り返していけば、
徐々に慣れて来て、

「最初は意識しないとできなかったけど、
 もう慣れたから、無意識にできるようになった」

という状態になります。


これこそ、まさにネイティヴが無意識にできる「センサー」状態。

このように、ネイティヴのセンサーは、人工的に作ってしまえばいいんです。


読み方を学び、人工的にセンサーを作り、
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最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも皆様の英語学習のお役に立てれば幸いです。
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