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英会話は同じ「感覚」でも意味が違う!

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今回は英会話について、

「同じ"感覚的に英語を話す"でも、経路によって全然違う」

というお話をさせていただきます。


■子どもと同じように学んでいてはダメ


先日、別の無料メルマガで、

「子どもと同じように英語を学んでいてはダメ」

というお話をさせていただきました。

「子どもは文法を気にせず話している。
 大人も同じようにすべき」

という人がいるのですが、それは

「子どもの方が能力も環境も優れている」

という点を見逃しています。


聞いたことを真似して勝手に話せるようになってしまうように、
子どもは、「言語感覚」という能力は凄まじいものがあります。

また、大人なら間違えて恥ずかしい思いをしたりするところ、
子どもなら間違っても何の問題もありません。

それに、いつでも教えてくれる親や先生と言う頼もしい存在がいます。
(大人の場合、英会話スクールにでも行かない限り先生はいませんし、
 行ったとしても、教えてくれるのはレッスン中だけ)

このように、子どもの方が能力も環境も優れているのに、
子どもが言語を身に付けるのは10年ぐらいの年月がかかります。
(大人と同じように話せるのは、早い子でも小学校低学年ですよね)


子どもですらこうなのですから、
能力も環境も劣っている大人が同じ方法を取ったら何十年かかるのでしょう?


でも、大人には、1つだけ、「論理力」という強力な武器があります。

「That child are fast.は間違いで、
 That child is fast.は正しい」

というのは、大人なら、

「that childというのは、私でもあなたでもない第3者で、
 しかも単数(1人)ですよね?

 第3者でなおかつ単数の場合は、isを使い、areは使わないんですよ」

と論理を使って説明できますが、子どもは論理力が未発達なので、
「第3者」とか「単数」と言っても、理解できません。

何回も何回も間違いをして、
それを直すことによって身に付けるので、膨大な時間がかかります。

でも、大人なら、「第3者の単数ならis」と論理を使えば一発。

大幅に時間を節約することができます。


そして、「論理力」というのは「英文法」です。
上記のルールだって英文法ですよね?

これはもっとむずかしいことになったって同じ。

I went to the museum which President Obama visited.
「オバマ大統領が訪れた博物館に行った」

のwhichが正しくwhereだと間違いというのも英文法。

This bag is too small to put this book in.
「このバッグは小さすぎて、この本を入れられない」

のinが必要で、inがないと間違いというのも英文法です。


「論理力」というのは、大人が持つ唯一にて、最強の武器。
これを利用しない手はないのです。



■最終的には感覚です


それでも、

「確かに、大人の方が論理力が優れているのはよくわかるけど、
 英語を日本語のように感覚的に話せるようになりたいんだよね。

 だから、感覚でしゃべっていかないとダメじゃない?」

と思う方もいらっしゃると思います。


確かに、英会話は感覚的に話せるようになりたいものですよね。

そして、実際に、論理力を駆使して英会話を学んでいけば、
最終的には感覚的に話せるようになります。

そう聞くと、

「え? 論理を使ってるのに、感覚? どういうこと」

と思うかもしれません。


ポイントは「最終的には」という点です。

最初のうちは、論理を使って、考えながら学ばないといけません。

例えば、

This bag is too small to put this book in.

も、「えーと、これこれこうだからinを入れるのか」と考えながらやらない
といけません。


しかし、「考えてやる」を繰り返していくと、そのうち、

「何回もやってきたから、だんだん無意識にできるようになってきた」

という状態になり、そのうち、

「もう今じゃ感覚的にできるようになったよ」

という状態になります。


車の運転に例えて言えば、以下のようなことです。

最初は、「えーと、ここではミラーを見て、右を確認して…」というよう
に、いろいろと考えないと運転できません。

全神経を集中させないといけないので、
助手席に座っている人と会話をする余裕もなかったりします。

しかし、慣れてくると、無意識に運転できるようになってくる。
そして、助手席の人と会話をする余裕もできる。


これと同じことが英会話でも起こるのです。

1、最初は考えながらやらないとできない
2、徐々に慣れてきて、無意識にできるようになってくる
3、慣れたので、もう感覚的にできる

という状態になるのです。



■最初から感覚でやったのとは違いますよ!


しかし、こうすると、

「やっぱり感覚なんだ。
 だったら、最初から論理なんか使わないで、
 感覚でやればいいんじゃない?」

と思うかもしれません。


しかし、

A:論理でやって慣れてきたから感覚的にできるようになった

これと

B:最初から何も考えずに感覚で突き進む

のでは違うのです。


一番大きな違いは、

Aは「感覚ではわからなくなったら、論理で考えて正しい英語を話せる」

と言うのに対して、

Bは「感覚でわからなければ、論理を使えないのでお手上げ」

となってしまうことです。


感覚でできるようになっても、むずかしいことになると、
すぐにはわからないこともあります。

その場合、Aの「論理経由の感覚」なら、
昔は論理でやっていたので、

「じゃあ、考えてみよう」と、論理力を駆使して正しい英語を話すことが
できます。


ところが、Bの「感覚オンリー」だと、
感覚しか武器がないので、

感覚でわからないと、もうお手上げになってしまいます。


それに、そもそも感覚オンリーで突き進んで、
正しい英語を話せるようになるケースはほとんどありません。
(子どもや、よっぽど才能がある人なら別ですが)


このように、「感覚的に話す」でも、

A:「論理経由の感覚」
B:「感覚オンリー」

ではまったく違うのです。


最初の方でお話したように、そもそも大人は論理力を駆使しないと英語は
身に付きません。

論理力以外の能力や環境で子どもより劣る大人が、
子どもと同じように感覚だけで突き進もうと思っても無理があります。

それに、論理力を使って学んだって、
最終的には感覚で話せるようになるのです。

しかも、「感覚ではわからないときに論理で考えることができる」という、
「非常手段付きの感覚」です。


「大人は論理力を駆使して、英語を学ぶべし!」

これは、16年以上にわたって、24,900名以上の方に英語指導させていただ
いた私が自信を持って言えることです。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも皆様の英語学習のお役に立てれば幸いです。
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