英文がブロックに見える
英文法が理解できる喜び
問題をパズルのように解く
TOEICのスコアはとても理解しづらく、多くの人が誤解しています。
リスニングが100問で495点満点。
リーディングも100問で495点満点。
これを聞くと、よく生じる誤解が、「1問5点」方式です。
普通のテストと同じで、1問正解するごとに5点が加算される方式です。
しかし、TOEICでは1問5点と決まっているわけではありません。
では、学校のテストのように、「パート1は簡単だから、1問正解につき3点。パート4は難しいから、1問正解につき7点」という方式なのでしょうか?
これも違います。
パート1もパート4も1問正解の価値は同じです。
実はTOEICのスコアは「1問正解したら何点」という数値ではなく、偏差値のような、他の受験者と比較した「相対的な数値」なのです。
皆さん、偏差値はご存知だと思います。
平均点だったら50。平均点よりいい点を取ったら50より上の数値、平均点より悪い点を取ったら50より下の数値がでるアレです。
偏差値では、自分が何点取ったかも重要ですが、他の人と比べてどうだったかが重要です。
例えば、Aさんが100点満点のテストで80点を取ったとします。
一般的にはいい点数ですよね。
しかし、平均点が75点だったら、他の人より多少優れている程度です。
ですから、偏差値は52ぐらいの数値が出るはずです。
平均がさらに上がって、80点だったら、50。
平均が85点だったら、50より低くなり、48のような数値が出るはずです。
逆に平均点が40点だったら、他の人より大きく優れていることになります。
なので、偏差値は70のようないい数値が出ることでしょう。
同じ「80点」でも他の人の出来によって大きく変わってしまうのです。
実はTOEICのスコアも同じような性質を持っているのです。
例えば、リスニングセクションで100問中、70問正解だったとしましょう。
一般的にはかなり優秀に見えます。
仮に他の人の平均が50問正解だったとしたら、リスニング495点満点中、平均の310点よりもいいスコア。例えば380点なんかになるのではないでしょうか?
逆に他の人の平均が65問正解だったとしたら、平均より多少いい程度の、330点程度かもしれません。
リーディングセクションも同じ仕組みです。
自分が正解した問題数と、他の人の平均によって決まります。
そのため、TOEICを受けた後、「今回は難しくて出来なかった」と感じても、がっかりする必要はありません。
なぜなら、貴方が難しかったと感じたと言うことは、他の人も難しかったと感じている可能性が高いのです。
逆に「今回は簡単だった」と感じても、浮かれることはできません。
貴方が簡単だったと感じたということは、他の人も出来ている可能性が高いからです。
「いつ受けても、その人の実力が同じなら毎回ほぼ同じスコアが出る」というTOEICの秘密はここから来ているのです。
「1問5点」というような絶対評価では簡単なときに受ければ、いいスコアが取れ、逆に難しいときに受ければ悪いスコアになってしまう不公平な状況になってしまいますからね。
難しいときに受けても、簡単なときに受けても、実力が同じならほぼ同じスコアが出ることになっていますので、安心してTOEICを受けてください。