英文がブロックで見える
問題をパズルのように解く
英会話もスラスラと
個人英語教室(ネット版)のイングリッシュティーチャー。年以上にわたり、名様以上に英語指導。『日経WOMAN』『English Journal』等掲載。
昔は通信簿2(5段階、公立中学)、偏差値30と英語が苦手。1年でTOEIC 900点。TOEIC 990(満点)、英検1級(2次試験はほぼ満点)「リーディングで意味を取ることや、TOEICパート7が苦手な方へ」
今回は
「リーディングで意味を取ることや、TOEICパート7が苦手な方へ」
というお話をさせていただきます。
■ここ最近よくいただくご相談
私は仕事柄よくご質問を受けますが、
「パート5、6では点が取れている。スコアシートの「語彙が理解できる」や「文法が理解できる」は悪くないのに、パート7ができないのです」
「語彙や英文法はわかっているのですが、リーディングでどうも意味が取れないのです」
というご相談をよくいただきます。
TOEICで例えれば、
「語彙が理解できる」や「文法が理解できる」は70ぐらい取れているのに、それ以外の項目(パート7)は、いずれも70をかなり下回っている。
(例えば、40とか55とか)
あるいは、
「語彙が理解できる」や「文法が理解できる」は70、80、90あたりなのに、(語彙と文法で差があっても、70以上は取れており、悪くない数値)
それ以外の項目(パート7)の数字が振るわない。
こういうケース。
要するに、
1、語彙や英文法(TOEICならパート5、6)
2、リーディング(TOEICならパート7)
で差がある方の場合です。
これは後でじっくりとお話しさせていただきますが、これは、ちょっと適性と言うか、人による得意不得意がハッキリ出ることがあります。
そして、これは、ちょっと「英語力以外の要素」的なものもあります。
■基盤はしっかりしています!
まず最初に1つ、ハッキリとさせておきたいのは、
「語彙が理解できる」や「文法が理解できる」の2つができている人は、英語力の基盤はしっかりとしている
ということです。
いろいろなところで散々お話しさせていただいているので、皆さんご存知かと思いますが、
英語の基盤は、何と言っても、英文法と語彙。この2つにつきます。
この2つができていなければ何もできません。
逆に言えば、この2つができていれば、英語力の基盤はしっかりとしているのです。
ですので、「語彙が理解できる」や「文法が理解できる」ができている人は、英語力の基盤はしっかりとしています。
それは自信を持ってください。
そして、基盤がしっかりしているのですから、英語は読めているのです。
例えば、
My colleague came to our office late yesterday. He said if he hadn't missed the train, he wouldn't have been late. We were able to finish our task of that day barely in time. If he hadn't been late, we could have finished it much more easily.
という英文を
「私の同僚が昨日遅れてオフィスにやってきた。彼は電車に乗り損ねなければ、遅れなかっただろうと言っていた。われわれはその日のわれわれの課題をギリギリ時間内に終わらせることができた。彼が遅れていなかったら、もっと簡単に終わらせられただろうね」
という意味だと取れる方が多いと思います。
もちろん、日本語に訳す必要はありません。
英語のままわかればそれでいいですし、訳すにしても、上記の文言と同じである必要はありません。
要するに、自分の中で意味が取れればいいのです。
■問題に答えるとなると、ちょっと別の話になってくる
たまたま、上記の英文が意味が取れなかった人もいるかもしれませんが、基本的には、
「語彙が理解できる」や「文法が理解できる」の2つができているなら、
「英文の意味をとる」ということはできます。
じゃあ、英文の意味が取れているんなら、長文読解問題である、パート7も点数が取れそうなものですよね?
でも、「語彙が理解できる」や「文法が理解できる」ができていても、パート7で点が取れない人もいるのです。
なぜそうなるかと言うと、パート7は問題を解かないといけないからです。
そして、問題を解くには、「英文の意味が取れる」だけでは、不十分なこともあるのです。
例えば、先ほどの英文、
My colleague came to our office late yesterday. He said if he hadn't missed the train, he wouldn't have been late. We were able to finish our task of that day barely in time. If he hadn't been late, we could have finished it much more easily.
で、意味が取れた人でも、
Why did this colleague come late?
という問題に答えられない人ってけっこう多いのです。
「え? 遅れてきたとは書いてあったけど、理由まで言ってたっけ?」
となる人も多いのです。
あるいは、
Why couldn't they finish their task easily?
という問題にも答えられない人が多いです。
「え? どこに簡単じゃなかったって書いてあった?」
となる人も多いのです。
上記はあくまで一例です。
「上記の問題ならわかったよ」
という人でも、
「英文は読めたのに、問題に答えられない」
という人は多いはずです。
こういった方達は、「隠れたポイント」まで深くは読み取れていないのです。
例えば、Why did this colleague come late?ですが、確かに、直接は「なぜ遅れてきたのか?」は言っていません。
しかし、
He said if he hadn't missed the train, he wouldn't have been late.
と言っています。
「電車に乗り損ねなければ、遅刻しなかった」
これって、裏を返せば、
「電車に乗り損ねたから、遅刻した」
ってことですよね?
だから、答えは、
Because he missed the train.
なのです。
あるいは、Why couldn't they finish their task easily?ですが、確かに、直接は「簡単には終わらなかった」とは書かれていませんし、ましてや、理由については書かれていません。
でも、
We were able to finish our task of that day barely in time.
「ギリギリ時間内に終わった」
と書いてあります。
「ギリギリ時間内に終わった」
別の言い方をすれば、
「簡単には終わらなかった」
ってことですから、本文中に言ってるんですよ。
そして、
If he hadn't been late, we could have finished it much more easily.
と、
「彼が遅れなかったら、もっと簡単に終わっていただろうね」
と言っている。これは裏を返せば、
「彼が遅れたから、簡単には終わらなかった」
ってことなのです。
だから、答えは、
Because he was late.
なのです。
上記のように、確かに本文中に「直接は」書かれていないかもしれません。
しかし、そういった「隠れたポイント」まで読み取れないと、パート7ではいいスコアを取れないのです。
■向き不向きがある
そして、これは、冒頭でちょっと述べたように、英語力とはちょっと別の要素と言えます。
現に、
「私の同僚が昨日遅れてオフィスにやってきた。彼は電車に乗り損ねなければ、遅れなかっただろうと言っていた。われわれはその日のわれわれの課題をギリギリ時間内に終わらせることができた。彼が遅れていなかったら、もっと簡単に終わらせられただろうね」
という日本語で、
1、なぜこの同僚は遅れてきたのですか?
2、なぜ彼らは課題を簡単に終わらせることができなかったのですか?
という日本語で質問しても答えられない人はけっこういます。
これは、何とも表現しづらいのですが、最初っから、こういう隠れたポイントを取れる人は取れるのです。
だから、英文法と語彙の力をつけて、リーディングの練習をすれば、自動的に、こういうポイントまで見抜けて、
パート7でもいい点が取れる。
こういう人もいます。
その一方で、英文法と語彙をやって、英文の意味は取れるようになったけど、こういう隠れたポイントまでは取れない。
だから、パート7ではいいスコアが取れない。
場合によっては、日本語でやってもわからない。
こういう人もいるのです。
これは、悪い言い方をすると、
「意地悪な見方ができるかどうか?」
「疑い深い見方ができるかどうか?」
こういうことになってくると思います。
もっと悪い言い方をすると、「揚げ足取り」という感じでしょうか?
例えば、
He said if he hadn't missed the train, he wouldn't have been late.
という英文を見たら、素直な人だと、
「電車に乗り損ねなかったら、遅れなかったと言っていた」
という意味そのものを額面上そのまま受け取るだけなのですが、
揚げ足取りの見方ができる人だと、
「ん? 乗り損ねなかったら、遅れなかった?
ってことは、乗り損ねたから、遅刻したんだな!
言い訳してんじゃないよ!」
(あえて激しい言い方をすれば、こんな感じ)
こういう見方ができるのです。
これは、正直、英語力以外の要素も大きいと思います。
だからこそ、語彙と英文法ができるのにパート7で点数が伸びない方が出てくるし、日本語でやっても答えられない方が出てくるのです。
そして、残念ながら、英語というのは、なんというか、議論好きな方が多いネイティヴの言語なので、こういう、
「ん? ということは、裏を返せば‥」
という見方をする性質があります。
従って、問題もそういう裏まで読み取れているか見る問題が多いのです。
「意地悪な見方」「疑い深い見方」「揚げ足取り」というと、言葉は悪いです。
でも、英語では、こういう見方が要求されるのです。
じゃあ、これにどうやって対処するのか?
これには、問題付きのリーディングでたっぷり練習するしかありません。
例えば、先ほどの問題で分からなかった人は、
「へぇ、そこから"乗り損ねたから遅れた"ってことが言えるんだ」
ということに気づけたと思います。
問題があるからこそ、
「自分は隠れたポイントまで深く読み取れているか?」
までチェックできるのです。
問題がないリーディングだと、
「すーっと読んでいって、意味が取れていると実感して終わり」
になってしまいますから、自分が見逃している点に気づけません。
正直言って、
「え? そんな裏の意味があったの?」
というビックリすることがいっぱい出てくると思います。
しかし、それを繰り返さないと、裏の意味までは取れない。
TOEICのパート7でいいスコアを取れないのです。
そして、これはTOEICに限りません。
先ほどお話ししたように、英語は、こういう「裏読み」的な要素がある言語ですので、
洋書・英字新聞など、TOEIC以外のリーディングでも、こういった力は求められるのです。
そして、またむずかしいのが、
「裏読みしすぎて、勝手に自分の想像で物事を言う」
これもダメ。
例えば、先ほどの英文で、
Why did he miss the train?
という問題の正しい答えは、
It is not mentioned.
「それは言及されていない」
です。
「遅れた理由」は、「電車に乗り損ねたこと」と書かれていますが、「電車に乗り損ねた理由」までは書かれていません。
そこで、
Because he is lazy.
とか
Because he overslept.
とか勝手に想像を膨らませて言ってしまうのも間違いなのです。
これもやはり、問題を解いて練習するしかないんです。
問題付きのリーディングで、「裏まで読み取る」。
これを鍛えたい方には、冒頭でお話しさせていただいた、
「実践的な英語で、リーディングの練習。
そして、問題を解くことにより、浅くではなく、深くまで理解しているかをチェック。
解答解説では、むずかしい英文の英文法的な構造解説。
使われているむずかしい単語・熟語はリストアップし、必要に応じて解説。
そして、問題の解説を、"なぜこれが正しく、なぜこれが間違いなのか"を詳細に解説。
紙媒体だと、紙面節約のために簡素になりすぎるところ、たっぷりと詳細に解説。
そして、リーディングに必要不可欠な要素である、英文法の知識確認。その英文法の知識をリーディングでどう活かしたらいいかの概略解説。
意味が取れることはもちろん、実践的な英語で、浅くではなく、深くまで意味を取れる力をつける講座」
がお役に立てれば幸いです。
世の中のリーディング教材は
・日本語訳を掲載するだけで、「なぜそういう意味になるか」の解説なし
・問題の解説が簡潔すぎて、「なぜこれが正しく、なぜこれが間違いか」がわからない
という欠点がありますが、本講座では、
・英文法でどういう構造になっているかを解説し、なぜそういう意味になるのかを解説
・むずかしい単語、熟語はリストアップし、注意事項、追記事項がある場合は、さらに詳しく解説
・問題は、もちろん、詳細に「なぜこれが答えで、なぜこれは間違いか?」
を丁寧に解説
・リーディングに必要な英文法の知識の確認解説と、英文法の知識をどう活かすべきかを概略解説
・そして、わからないところがあったら、制作者である私にご質問
と、わからないところをわからないままにせず、
学習して行くことができます。
ぜひ、リーディング力をつけたい方は、一緒にがんばっていきましょう!
※:初心者(TOEIC 500以下、前置詞や従属接続詞を「何となく」でもわからない)の方には、↓がオススメ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今後とも皆様の英語学習のお役に立てればと思っておりますので、
何卒よろしくお願いいたします。
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