英文がブロックで見える
問題をパズルのように解く
英会話もスラスラと
個人英語教室(ネット版)のイングリッシュティーチャー。年以上にわたり、名様以上に英語指導。『日経WOMAN』『English Journal』等掲載。
昔は通信簿2(5段階、公立中学)、偏差値30と英語が苦手。1年でTOEIC 900点。TOEIC 990(満点)、英検1級(2次試験はほぼ満点)「英語リーディング(TOEICパート7等)で読めていない理由」
今回は「英語リーディング(TOEICパート7等)で読めていない理由」というお話です。
■意味が取れた! と思っても?
TOEICパート7や英語のリーディングでは、長文をよく読みます。
例えば、
There was a weird rule in my school. Because of the rule, we couldn't leave any textbook or notebook at school and we had to take all them back home. The school proposed changing the rule. Every student voted and most of them voted "Yes." Now we don't have to every textbook and notebook home.
という英文。
むずかしい単語・熟語は使われていません。
文法的にもむずかしいポイントはほとんどなく、長い文、複雑な文もありません。
なので、意味が取れる方は非常に多いかと思います。
そして、以下の問題が出たとします。
Who voted against change?
この問題、わかる人はわかると思います。
しかし、年以上にわたって、名以上の方に英語指導させていただいた経験上、
「え? どういうこと? どこにそんなことが書いてあった?」
「どこにも書いていないじゃないか?」
と思ってしまう人が多いのです。
■どこに書いてあるの?
繰り返しになりますが、これは
「意味が取れた」という人でも起こることです。
さらに言ってしまえば、先ほどの英文、
There was a weird rule in my school. Because of the rule, we couldn't leave any textbook or notebook at school and we had to take all them back home. The school proposed changing the rule. Every student voted and most of them voted "Yes." Now we don't have to every textbook and notebook home.
を、
「私の学校では変なルールがありました。そのルールのため、私たちはいかなる教科書もノートも学校に置いていくことはできず、すべてを学校に持って帰らなければいけませんでした。学校がこのルールを変えることを提案しました。すべての生徒が投票し、ほとんどが"はい"と投票しました。今、私たちはすべての教科書とノートを家に持って帰る必要はありません」
と日本語に訳せた人でも起こること。
なんだったら、英語を読まず、日本語を読んでもできない人もいます。
「え? 誰が反対したって書いてあった?」
「そんなのどこにも書いていないじゃないか?」
とわからない人は多いのです。
先ほどの問題、
Who voted against change?
は、選択肢がない問題でした。
確かに選択肢がない方がむずかしいですね。
でも、選択肢があっても、例えば、
(A) Every student.
(B) Some students.
(C) No student.
(D) Some teachers.
があっても正しく解けない人が多いのです。
選択肢があっても、
「誰が反対したって書いてないじゃないか?」
となってしまうのです。
中には、
「多分、反対した先生がいたんだなぁ。勉強は大切だとか、体力をつけることが大切だと、根性主義の先生もいるからなぁ」
と、勝手に想像を膨らませて、
(D) Some teachers.
を選んでしまう人もいます。
あるいは、
Every student voted and most of them voted "Yes."
というところから、
「じゃあ、逆に言えば、反対した人はいないんだな」
と、
(C) No student.
を選んでしまう人もいます。
でも、これらは全部間違いです。
■英語は「いじわる」な言語?
そろそろ答えを言ってしまうと、答えは、
(B) Some students.
です。
これを見て、
「どこに、何人かの生徒が反対したって書いてあった?」
と思う人もいると思います。
実は書いてあるのです。
Every student voted and most of them voted "Yes."
に書かれているのです。
そうすると、
「ちょっと待って。"生徒全員が投票し、ほとんどが"はい"に投票した"とは書いてあるけど、
何人かの生徒が反対したとは書いてないよ」
と思う人は多いです。
確かにその通りなのですが、
most of them voted "Yes"
と言っている通り、
「ほとんどの生徒」が「はい(ルール変更に賛成)」に投票した。
とあります。
most of them「ほとんどの生徒」であり、all of them「全生徒」とは言っていません。
逆に言えば、何人かの生徒は反対票を投じたということになります。
全員が賛成したのであれば、
most of them voted "Yes"
ではなく、
all of them voted "Yes"
と書かれています。
most of themってことは反対した生徒がいたことを意味します。
中には、
「まぁ、そう言ってしまえばそうだけどさぁ。
allじゃなくてmostだから、反対した人がいるなんて読み取れないよ。そんなの意地悪すぎるよ!」
と思う人もいると思います。
しかし、残念ながら、英語というのはこういう性質がある言語なのです。
欧米の人はディベートなどをよくしたり、欧米の人は日本人よりずっと意見をはっきりという人が多いように、英語は裏を見ようとする。
論理的な性質がある言語なのです。
私は仕事柄、ネイティヴとよく話すことがありますし、英字新聞を読んだり、英語ニュースを見たりします。
すると、「え? そこを見るの?」と驚くことがあります。
今回のmost of themもそうですね。
日本人感覚だと、
Every student voted and most of them voted "Yes."
を見て、most of themであり、all of themでないことは何も気にならないと思います。
mostだって、ほとんどが賛成だから、反対の人がいたことなど気づかないと思います。
ところが、英語ネイティヴは、
「え? most? allじゃないのか!?」
という反応をよく示します。
日本人からすると、
「そこに目がいくの? それがポイントですか?」
と思うのですが、英語はそういう性質があるのです。
■意味が取れただけでは、英語は読めていない
英語において、「意味が取れる」というのは、もちろん重要です。
しかし、上記のように、英語は「裏まで読む」という性質があります。
だから、意味が取れるだけでは不十分。
「深くまで読み取れる」必要があるのです。
そのためには、解説なしのリーディングでは問題は解決しません。
解説がなければ、
「意味が取れた」
と思って終わってしまいます。
TOEIC本番では、問題用紙を回収されてしまうので、その「見落とし」に気づくことはありません。
洋書や英字新聞も解説がないので、見落としに気づけません。
一般的なリーディング教材も、以前からお話ししているように、そこまでの解説がなく、解説が薄っぺらいので、なかなか気づけません。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今後とも皆様の英語学習のお役に立てれば幸いです。
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