英文がブロックのように見える
英文法が理解できる喜び
問題がジグソーパズルのように解ける
前号は「英語学習はまず基礎から」というお話をいたしました。
具体的に言うと、いきなり英会話や映画・海外ドラマ、洋書・英字新聞をやろう
とするのではなく、
語彙、リスニング、英文法
この3つの基礎からはじめよう、というお話です。
その中でも、特に語彙と英文法。この2つはとても大切です。
今回は英文法の学習についてお話をしたいと思います。
語彙が大切なことは100人の方に聞いたら100人とも納得していただけると思うの
ですが、英文法というと、
「えー? 私の目標は英会話なんだから必要なくない?」
「学校でやった、あの暗記をやるわけ?」
「TOEICとか試験受けないんだから、問題解けなくてもいいんだけど。」
というように、英文法と言うと、
・英会話など、「問題を解かないもの」には必要ない
・暗記するもの
というイメージがある方が多いのですが、実は英文法っていうのは全然そういう
ものじゃないんです。
「全部知っている単語なのに、文全体としての意味がよく分からない。」
なんてこと経験があると思います。
例えば↓の文。
When Monica was here last night, she asked me where I think she should
go to find a good car in our hometown, Seattle, which is famous for the
Seattle Mariners and Starbucks for the Japanese.
どれも簡単な単語ばかりですが、実は文全体の意味がパッと分かる方は、けっこ
少ないのではないでしょうか?
これは、英文法の知識が不足しているために、その文でそれぞれの単語がどんな
役割を果たしているのか分からず、それぞれの単語がどんな意味を出しているの
かが分からないからなんです。
このように、英文法は本来は、
「英文の構造の知識」
なんです。
問題を解くと言うのは、あくまで英文法の知識を活用した「結果」で解けるので
あって、最初っからそれを解くために学習するものではありません。
それに、パターンを暗記したところで、実戦、つまり、リスニング、リーディン
グ、英会話などでは「活用できる知識」ではないので、役に立ちません。
なので、英文法は
1、TOEICなどの試験はもちろん、英語であれば必ず必要
2、暗記するのではなく、応用が利くように理解する
ものになります。
では、どうすれば、そうやって、応用ができる英文法の知識を身につけられるか
というと、「ブロック」を意識することです。
英語においては、すべてのパーツを掘り下げて行くと、必ずと言っていい程、
4つのパーツに分類できるんです。
名詞、動詞、形容詞、副詞
の4つですね。
これらのパーツ、そのままストレートに1語なら簡単なんです。
car、run、beautiful、slowly
名詞、動詞、形容詞、副詞の一例です。
ただ、英語では、動詞を除いて、名詞、形容詞、副詞の3つは他のパーツの組み
合わせから作られることが多いんです。
他のパーツとは、
前置詞、従属接続詞、等位接続詞、不定詞、分詞、動名詞、疑問詞、関係詞
などですね。
例えば、前置詞と名詞を組み合わせると、形容詞か副詞に変形します。
our hometown
「我々の故郷」
これは名詞です。
ところが、これの前に前置詞inをつけると
in our hometown
「我々の故郷で」
で、副詞に変形してしまうんです。
(場合によっては形容詞)
3語、1語と語数は違いますが、最低パーツ単位で見ると、
in our hometownもslowly
も英語ではまったく同じ「1つの副詞」なんです。
他にも
従属接続詞+文=名詞or副詞
When(従属接続詞)+Monica was here last night(文)
↓
When Monica was here last night(副詞)
「モニカが昨日ここにいたとき」
slowly1語とまったく同じ「1つの副詞」です。
名詞+等位接続詞+名詞=名詞
the Seattle Mariners(名詞)+and(等位接続詞)+Starbucks(名詞)
↓
the Seattle Mariners and Starbucks(名詞)
「シアトルマリナーズとスターバックス」
car1語とまったく同じ「1つの名詞」です。
疑問詞+文=名詞
where(疑問詞)+I think she should go to find a good car(文)
↓
where I think she should go to find a good car(名詞)
「いい車を買うためにどきに行くべきだと思うか」
car1語とまったく同じ「1つの名詞」です。
関係詞+文(不完全なこともある)=形容詞
which(関係詞)+is famous for the Seattle Mariners and Starbucks(文)
↓
which is famous for the Seattle Mariners and Starbucks(形容詞)
「シアトルマリナーズとスターバックスで有名である」
beautiful1語とまったく同じ「1つの形容詞」です。
というように、合体して、最終的には、名詞、形容詞、副詞のいずれかになる
という特性があるんです。
これをいかに
car
と
where I think she should go to find a good car
を同じ「1つのブロック」として見られるかどうか。
これが英文法のカギになって来ます。
それには「品詞」という一番最初の基礎からじっくりと学んで行って、
常にこのことを意識しながら英文法を学んで行ってみてください。
そうすれば、「実戦で応用できる英文法」がしっかりと身につきます。
英文法は↓で、「品詞」という一番の基礎から学べます。
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