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英会話はスポーツや運転に似ている

英語学習されている方は多くいらっしゃいますが、人によって目標は違います。

目標によって必要とされる能力は異なります。


英語の能力、いろいろなものがあります。例えば、

語彙、英文法、リスニング、リーディング、英会話

などです。


今回はその中でも、英会話について、どのように段階を踏んでレベルアップして
行くのかをお話ししたいと思います。



■段階1:語彙、英文法、リスニングを鍛える


英会話は、英語のスキルの中では応用の上級スキルです。

「英会話ができるようになりたい→英語をしゃべる練習をしなければ」
「英会話ができるようになりたい→じゃあ英会話スクールだな」

と胆略的に考えてしまう方が多いのですが、

英会話は応用スキルでして、リーディングと同様に、原材料が必要です。

その原材料とは、語彙、英文法、リスニングの3つです。


「言いたい意味の単語が出てこないでも、出てくる単語だけで説明する能力」

は必要です。例えば、「橋=bridge」という言葉が出てこなかったら、

I was walking on the road over the river.
「川の上の道を歩いていた」

のように、別の言葉で説明する能力です。


しかし、知らない単語ばかりでは、会話が進みづらく、やはり語彙は必要です。


また、前号でもお話させていただいたように、英会話でも英文法は必要不可欠
です。

英語は日本語とは全然違う語順ですが、何も不規則に並べられているわけでは
なく、ちゃんとしたルールに則って作られているのです。

その文の構造の知識(英文法)を学べば、

I was born and raised in Negishi, a town which is about ten kilometers
away from Yokohama Station.
「私は根岸と言う横浜駅から約10キロ離れた町で生まれ育ちました」

のような複雑な文でも作れるようになるわけです。


そして、リスニング力がなければ、相手の言っていることがわかりませんし、
こちらも発音やイントネーションを鍛えることができません。
(発音やイントネーションは聞き取ったものの真似であるため)


この3つの基礎ができていないのに、いきなりしゃべる練習をしようとしても、

知っている単語を適当に並べるだけだったり、
発音やイントネーションがちゃんとしていなかったりと、

非効率なのです。


※:語彙やリスニングでお悩みの方は↓がお役に立てるかと思います。
  →< http://51.thebelltree.com/legti8.htm >



■段階2:英文を作る練習をする


ここからが英会話がむずかしいところです。

同じ応用スキルでもリーディングであれば、
語彙と英文法ができていれば、ある程度英文が読めるようになります。
(もちろん、さらにリーディングの練習をする必要はありますが)


しかし、英会話は、基礎知識を身につけただけでは不十分なのです。

「いざ話すとなると、簡単な英語もでてこないことがある」

という経験をされている方は多いと思います。


読んだり聞いたりする受動能力と、
しゃべったり書いたりする能動能力は別物で、

英会話ができるようになるには、基礎知識を身につけただけでは不十分で、
さらに、その知識を使って、英文を作ってみる応用トレーニングが必要なのです


この段階では、まだまだ意識をしながら、英文を作っています。

「まずはSVで、その後がこうなって…」

みたいな感じですね。


スポーツや運転で言えば、

ゴルフの「身体を回すことを意識」とか「力を入れるタイミングを意識」

運転の「右折のときはミラーと目視で右を確認して」

とかをいちいち意識しながらやらなければいけないのと同じです。


※:↓初心者の方でも、英文法の知識を身につ、英文を作る練習ができます
  →< http://51.thebelltree.com/newbeginning24.htm >



■段階3:発音やイントネーションを鍛える


これは段階2と平行してやってもかまいません。

いくら正しい英文ができても、発音が極端に悪かったり、
イントネーションが変だと意味が伝わりません。

発音は、大人になってから英語を身に付けるわれわれにとっては、脳科学的に
ハンデを負ってしまっていますが、

イントネーションは鍛えれば、ちゃんとしたイントネーションを身に付けること
ができます。


段階1で使った、リスニング教材を活用して、ネイティヴのお手本を真似して音
読をするトレーニングが非常に効果的です。

これを繰り返して、徐々に発音とイントネーションを鍛えて行ってください。


段階2、3を続けて行くと、今まで意識的にやっていたのが、徐々に、無意識の
うちに英語がしゃべれるようになってきます。

まだまだ「日本語と同じように」とは行きませんが、
簡単な英語であれば、徐々に意識しなくてもしゃべれるようになってきます。

スポーツで言えば、昔は意識しないと身体が回らないスイングになってしまって
いたのが、練習を積んだことにより、無意識でも身体が回るようになったり、

運転で言えば、意識しなくても、ちゃんと右折のときはミラーと目視で右を確認
するようになってくるのと似ています。



■段階4:実戦経験を開始


段階3までをみっちりと積めば、かなり力がつきますが、
やはり実戦経験は必須です。

英会話スクール等で、生の会話で、段階3までに身につけたことを実戦で実践し
てみるのです。

これを繰り返して行くことにより、ますます

「意識しないとダメ→何も考えなくても感覚的に」

と、感覚に移行して行きます。



■段階5:海外ドラマなどで、生の会話を聞く


一応「5」としましたが、これは段階4の前にやっていただいてもかまいません
し、4と平行してやってもかまいません。

段階3までやれば、ある程度、英文が作れて、発音やイントネーションもある程
度のレベルでしゃべれるようになります。


しかし、意味は伝わっても、

「自然な感じになるかどうか」
「"あ、こういうときはこう言えばいいんだ"という定番的なものがわかる」

かどうかは別の話です。


これは日本語でも同じでして、町で歩いて観光している人に道案内するとき

「このまんま直進を継続して、そこの信号機の面前で右折いたします」

とは言いませんよね。

「このまま真っすぐ進んで、そこの信号の前で右に曲がってください」

と言います。


どちらも正しい日本語ですし、意味はわかります。
ただ、純粋に後者の方が使う日本人が多く、自然に聞こえるのです。

英語でもこういうものがあり、

「根岸に住んでます」とか「家は根岸です」

というのに、

My house is located in Negishi.

とは言わず、

I live in Negishi.

と言います。


これを解決するのが、ネイティヴの生の会話です。

教材でもかまいませんが、海外ドラマなど、ネイティヴ向けに作られた自然な会
話を収録した海外ドラマなどがベストです。

これを聞くことにより、徐々に「こういうときはこう言うんだ」というのがわか
るようになり、

繰り返して行くと、気づいたら

「あ、今言った台詞はあの場面であのキャラクターが言っていた台詞だ」

なんて、気づかないうちに真似していることがあります。



■意識から感覚に


このように、英会話はスポーツや運転のように、

まずは基礎知識を身に付ける

知識を意識をしながらの練習の繰り返し

意識しないでも感覚でできるようになってくる


というように、「意識→感覚」という移行作業なのです。

そのためには、まず語彙、英文法、リスニングを鍛える、
そして、英文を作る練習、発音・イントネーションの練習という地道な努力が
必要になるわけです。

いきなり感覚だけで話そうとしても非効率になってしまいます。


語彙、リスニング、英会話、リーディングなどの学習法でお困りの方は冒頭で
お話しした

「1年でTOEIC 900! 正統派の英語学習プロジェクト」
→< http://51.thebelltree.com/legti8.htm >

がお役に立てれば幸いです。


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