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英語教育の最大の欠点

※お知らせ:(プロフィールやリンクページの場合は除く)下記の記事は過去に書いたTOEICの部分的な記事になります。TOEIC対策で最も大切な部分をまとめて記載しているものは「1年でTOEIC 900! TOEICの意外な落とし穴」をご覧下さい。

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今回は、私が英語学習において、「最も強く言いたいこと」。
それと同時に、「日本の英語教育の最大の欠点」についてのお話です。

何回かお話させているお話ですが、
最も強く伝えたい部分なので、お話させていただきます。


■「訳せません」=「分かりません」?


私は今まで、13年以上にわたって、20,600名以上の方に英語指導をさせていただ
いて来ておりますが、よく下記のようなご質問をいただきます。

「この英文がうまく訳せません」


多くの場合、これは、正確に言えば、

「この英文の意味が分かりません」

なのです。


例えば、

I think that this president is great.

を、

「意味はわかるんだよね。要するに、この社長はgreatだと思ってるんでしょ。
 でも、上手に日本語にできないんだよね」

「意味はわかるんだよ。でも、このgreatは、"素晴らしい"なのかな?
 "偉大な"なのかなぁ」

というように、「訳せない」と、悩んでいるケースは少なく、ほとんどの場合、

「意味が取れない」
「大体の意味すら分からない」

というお悩みなのです。


なので、本来は「分からない」であって、
「訳せない」ではないのです。

ところが、多くの人が、「分からない」と言う意味で、
「訳せない」と言ってしまいます。


ほかにも、

×「訳し方」
○「意味の取り方」

×「なぜこう訳すのか?」
○「なぜこう言う意味になるのか?」

などなど、厳密に言えば、間違っているケースがあります。


しかし、これは仕方がない面があります。

そして、私は「受講生さんの言い方が間違っている」と言っているのでは
ありません。

そうではなく、

「そのように、間違って"訳す"と言ってしまうほど、
 日本の学校教育には問題点があり、

 英語学習する際には、その点は意識的に気をつけて行きましょう」

と言いたいのです。



■学校では「日本語訳ありき」


授業では、「次の文を訳してください」と指されたり、

試験では、「下線部を日本語に訳しなさい」と出題されたりと、

とにかく日本の学校教育では、

「日本語に訳して英文を理解させること」

これを重視します。


「日本語に訳すことができれば、意味が理解できるだろう」

という狙いです。


例えば、先ほどの英文、

I think that this president is great.



「私はこの社長は素晴らしいと思う」

と日本語に訳せれば、意味が取れるだろう、というわけです。


ところが、これはさまざまな問題を発生させています。

症状はさまざまですが、
共通して言えるのは、「英語を英語のまま見ようとしない」という点です。

例えば、初心者に多い間違いなのですが、

「遅れて来たので、私は謝った」

を、

Because came late, I apologized.

としてしまう人が多いです。

正しくは、

Because I came late, I apologized.

であり、Becauseの後ろにIが必要です。


ところが、

「え? 日本語には"私は遅れて来たので"とは書いてないよ。
 なんで、日本語には"私は"がないのに、英語にはIを入れなきゃいけない
 の?」

と、「日本語にはないから、不要」「日本語にないのになぜ入れなきゃ?」
と、

「日本語訳を元に、日本語の感覚だけで判断してしまう」

というケースがとても多いのです。


英語を日本語の色眼鏡を通して見るのではなく、
「英語は英語、日本語は日本語」というように、英語は英語のまま見ることが
必要です。


英語は、どんな文であれ、基本的に、必ず主語(S)と動詞(V)が必要。

主語がなく、突然、cameとVが来ることはあり得ないのです。

ネイティヴは、

Sは何か?
Vは何か?

を意識して英語を聞いたり、読んだりしています。


英語には英語のこういったルールがあるのです。
「日本語の感覚ではこうだから」は通用しません。


ほかにも、一杯症状はあります。


【症状その2】

I was late.
「私は遅刻した」

を見て、

「"遅刻した"って動詞だよね? って言うことはwas lateがVなの?」

と勘違い。


【症状その3】

Those who attended the afternoon meeting reached agreement that the
situation the company was facing was very serious and a ------ solution
was required.

(A) comprehend
(B) comprehensive
(C) comprehension
(D) comprehensively

A「理解する解決が要求された」
B「包括的な解決が要求された」
C「理解解決が要求された」
D「包括的に解決が要求された」

と意味で考えてしまい、「どれも良さそうだなぁ」と思ってしまう。

あるいは、「単語の意味を知らないから解けないや」と勘違いする。
(上記の問題は、英文法がわかっていれば、選択肢の単語を1つも知らなくて
 も解けます)


【症状その4】

The man talked about in the news recently is the new prime minister.

のtalked aboutを「話した」と勘違いしてしまう。
(日本語訳ではなく、英文の構造に着目していれば、こういう勘違いはしない)


【症状その5】

desperateを辞書で調べたら、

「自暴自棄の、すてばちの、命知らずの、死に物狂いの、いちかばちかの、
 命がけの、ほしくてたまらない、絶望的な、見込みがない、すさまじい、
 ひどい」

といろいろな意味が載っている。そこで、

「うわー、desperateって一杯意味があるんだなぁ!
 覚えるのが大変だ!」

「この英文のdesperateは上記のどの意味だろう?」

と勘違いしてしまう。

(一杯あるのは、「意味」ではなく、「日本語訳」。
 日本語訳が一杯載っているのは、日本語でピタリとdesperateを表す表現がな
 いから。

 あくまで辞書は似たような日本語訳を一杯載せて、大体の意味をつかんでも
 らおうとしているに過ぎない。

 そうではなく、英語は英語のまま見て、desperateはdesperateだと意味を
 つかむことが大切)


【症状その6】

I think that this president is great.

を、「私はこの社長はgreatだと思う」って意味だってわかっているのに、

「このgreatは"素晴らしい"と訳すか、"偉大な"と訳すか?」と、
日本語の部分で悩んでしまう。

(desperateと同様に、greatはgreat。
 "どの日本語訳にするか"を悩むのは、英語学習ではなく、日本語の勉強)


いずれも、共通しているのは、

「日本語訳ありき」
「英語を日本語の色眼鏡を通して見る」

という姿勢。


そうではなく、英語は英語として見てあげる必要があるのです。



■私の講座では補助テキストで解説


上記のように、日本語訳ありきの姿勢は、さまざまな症状を引き起こします。

そのため、

「分かる! 解ける! 英文法!」
http://51.thebelltree.com/grammar51.htm

などの私の講座では、本テキストとは別に、補助テキストをお配りして、
その中で、

「英語学習に日本語訳を持ち込むことの弊害」

を解説させていただいております。


英文法とは直接は関係ないのですが、
とても重要な点ですので、この点は必ず意識し、注意することを強くオススメ
しております。


日本語訳を通してではなく、英語は英語のまま見れるように、
英文法を学びたい方は、冒頭でお話しさせていただいた、

「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」
http://51.thebelltree.com/grammar51.htm

がお役に立てれば幸いです。


締切が明日4日(木)と迫っておりますので、お急ぎください。


詳しい内容は↓からご覧になれます。
http://51.thebelltree.com/grammar51.htm

すでに内容を把握していて、すぐにお申し込みされたい方は↓よりできます。
http://51.thebelltree.com/g51apply.htm
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