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執筆者:鈴木 拓(すずき たく)のプロフィール
個人英語教室(ネット版)のイングリッシュティーチャー。年以上にわたり、名様以上に英語指導。『日経WOMAN』『English Journal』等掲載。

昔は通信簿2(5段階、公立中学)、偏差値30と英語が苦手。1年でTOEIC 900点TOEIC 990(満点)、英検1級(2次試験はほぼ満点)

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TOEICスコアのバランスが悪い?





今日から10月になりましたね。

実は、10月は1年を通して、「2番目に英語学習熱が熱い月」なんです。

ちなみに、1位は1月でして、1月ほどではないのですが、
10月もそれに負けないくらい、英語学習に力を入れる方が多いです。

これは今までに13年以上にわたって、20,800名以上の方に英語指導させていただ
いた経験上、自信を持って言えます。

なので、「英語ができるようになりたい!」と思われているのでしたら、
「今がやるべき時期」ということになります。


そんな10月になった今回はTOEICに関するお話をいたします。

テーマは「スコアのバランスが悪い場合」です。

私の指導経験上、バランスが悪い方は伸び悩んでいて、壁に当たっている可能性
が高いんです。

TOEICを受けたことはもちろん、TOEICを受けたことがない方でも、
普段の英語学習のお役に立てる部分があると思いますので、
ぜひご覧下さいませ。


■リスニングの方が上?


TOEICのスコアについて一応説明させていただきますと、

TOEICのスコアは、リスニングセクションとリーディングセクションと2つに
わかれていて、それぞれ495点満点。

合計990点満点という形になります。
(ちなみに、私は満点である、990点を持っています)


と言うことは、同じ、「合計700点」であっても、

「リスニング 350 リーディング 350」

のように、リスニングとリーディングのスコアがまったく同じ場合もあれば、

「リスニング 400 リーディング 300」

のように、リスニングとリーディングで大きな偏りがある場合もあるのです。


「バランスが悪いスコア」というと、

「リスニング 400 リーディング 300」

のように、リスニングに偏っているケースもあれば、

「リスニング 300 リーディング 400」

のように、リーディングに偏っているケースもあります。


ただ、私の経験上、どちらかに偏っている場合、

「リスニング 400 リーディング 300」

のように、リスニングに偏っているケースの方が圧倒的に多い。

「リスニング 300 リーディング 400」

のように、リーディングに偏っているケースは極めて希です。


そして、

「リスニング 400 リーディング 300」

のように、リスニングに偏っている場合、ある問題を抱えていて、
すでに壁に当たっている、あるいは今後壁に当たる可能性が高いと言えます。



■壁にぶつかる?


「リスニング 400 リーディング 300」のように、リスニングに偏っている
方でも、順調に伸びてきた、あるいは順調に伸びている方もいます。

例えば、昔は「リスニング 300 リーディング 280」だったけど、
ここまで伸びた、という方も多いです。


ただ、伸びている方でも、

「リスニングは伸びているんだけど、リーディングが伸びていない」

「リスニングは伸びていて、リーディングも伸びていると言えば伸びている
 のだが、リスニングに比べて伸びが足りない」

と言う場合は要注意。

今はまだ良くても、将来的には壁に当たる可能性が非常に高いです。


なぜと言うと、そのうち、リスニングが上がる余地がなくなってくるからです。

先ほどお話したように、TOEICはリスニング、リーディングは、
それぞれ495点満点。

「リスニング 400 リーディング 300」

でも、もうリスニングは95点しか伸びる余地がないのです。

それに、満点に近づけば近づくほどスコアを伸ばすのは大変です。

例えば、

リスニング300→400は、100点アップ。
リスニング400→450は、50点アップ。

一見すると、後者の方が簡単そうですが、実は後者の方がむずかしい。

スコアが上がれば上がるほど、それ以上スコアップするのはむずかしくなって
くるのです。


そうなると、スコアを上げる、英語力をつけようと思ったら、
リスニングではなく、リーディングの方を上げる必要があります。



■感覚で突き進んできた?


では、なぜリスニングに偏っている人は、リスニングに偏ってしまっているの
か?

なぜ、壁にぶつかってしまっているのか?

と言われれば、私の経験上、これは自信を持って、

「感覚で突き進んできたから」

と言えます。


リスニングに偏っている方はほとんどの方が、
「感性が優れた人」であり、「感覚で解いてしまう人」と言えます。

例えば、リーディングセクションでは、下記のような大量に英文法問題が出ま
す。

1. Those who attended the afternoon meeting reached agreement that the
situation the company was facing was very serious and a ------ solution
was required.

(A) comprehend
(B) comprehensive
(C) comprehension
(D) comprehensively


このような問題が出た時も、リスニングに偏っているタイプの方は、

「んー、何となくBかな」とか、

「(すべての選択肢を入れて読んでみて)Bはa comprehensive solution was
 requiredか、なんか良さそうだな」とか、

「A a comprehend solutionなんて言わないよな。
 C a comprehension solutionとも言わないよなぁ」とか、

「a comprehensive solutionって聞いたことある気がする」とか、

感覚で解いてしまう傾向があります。


「なぜBが正しいのか?」
「なぜA、C、Dだと間違いなのか?」

というように、論理的には解かない傾向があります。
(答えはB)


解けているうちは、このように、感覚であっても問題ないでしょう。

しかし、このように、感覚で解いている方は、ほとんどの方が壁に当たります。

なぜなら、感覚だけでは解けない問題が出てくるからです。

例えば、上記の問題なら解けたかもしれませんが、

2. The man ------ in the news recently is the new prime minister.

(A) talked about
(B) talking about
(C) has talked about
(D) has been talking about

なら解けないかもしれません。
(答えはA)


3. This is the hospital ------ I was born in.

(A) where
(B) which
(C) why
(D) whose

なら解けないかもしれません。
(答えはB)


上記はあくまで一例。

感覚だけでやり、論理を軽視していると、
どうしても、感覚だけでは解けず、論理が必要な問題が出てくる。

従って、感覚だけでは突破できない壁に当たってしまうのです。


そのため、少なくとも壁に当たったら、
できれば、感覚だけでも成果が出ているうちから、壁に当たる前に、
論理的に解く学習が必要なのです。


※:下記はあくまで、「こう考えるべきですよ」という例を示しているに過ぎ
  ません。「下記の解説のみで理解して下さい」というものではありません。

2. The man ------ in the news recently is the new prime minister.

(A) talked about
(B) talking about
(C) has talked about
(D) has been talking about

だったら、

「isというVがすでにあるから、
 The man ------ in the news recentlyはSになる。

 つまり、The man ------ in the news recentlyが大きな1つの名詞になる。
 ということは、------ in the news recentlyはthe manを修飾する形容詞だ。

 形容詞になれるのは、AかBのどちらか。
 Bの場合、現在分詞なので、進行形であり、能動態。

 ということは、aboutの後ろに名詞が必要。
 それなのに、aboutの後ろはinと前置詞。

 一方、Aの場合、過去分詞なので、受動態。
 ということは、aboutの後ろに名詞はないのが正しい。
 従って、Aが答えになる」

というように。

3. This is the hospital ------ I was born in.

(A) where
(B) which
(C) why
(D) whose

「選択肢を見ると、関係詞ばかり。

 後ろの文は、I was born inとなっており、
 前置詞inが余っている。

 前置詞は必ず後ろに名詞を置かなければならない。
 なのに後ろに名詞がないので、この文は"穴のある文"だと言える。

 穴のある文の場合、名詞の関係詞を選ぶ必要がある。

 選択肢の中で、名詞の関係詞はBのwhichだけ。
 従って、Bのwhichが答えになる」

というように。

繰り返しになりますが、上記はあくまで、「こう考えるべきですよ」という例を
示しているに過ぎません。「上記の解説のみで理解して下さい」というものでは
ありません。


そして、恐らく、
今まで感覚で突き進んできた人はこんなことはしたことがないので、

「えー、なんかすごくめんどくさそう!」

と思うことでしょう。

でも、現実として、感覚だけでは壁にぶつかってしまって、
こういう問題を解けないのです。

以下の2つだったら、どちらを選びますか?

1、感覚だけで解き続ける。考えなくていいので楽と言えば楽だが、相変わらず
  解けない。

2、論理で解くように努力する。考えるので大変かもしれないが、解ける問題が
  増えてくる。

間違いなく2の方ですよね。


■最終的には感覚的に


それに、上記のように論理的に考えていても、
最終的には、感覚的にできるようになります。

上記の例では、下記のように、長々と「思考」を文字にしてみました。

「isというVがすでにあるから、
 The man ------ in the news recentlyはSになる。

 つまり、The man ------ in the news recentlyが大きな1つの名詞になる。
 ということは、------ in the news recentlyはthe manを修飾する形容詞だ。

 形容詞になれるのは、AかBのどちらか。
 Bの場合、現在分詞なので、進行形であり、能動態。

 ということは、aboutの後ろに名詞が必要。
 それなのに、aboutの後ろはinと前置詞。

 一方、Aの場合、過去分詞なので、受動態。
 ということは、aboutの後ろに名詞はないのが正しい。
 従って、Aが答えになる」



しかし、これは慣れていないうちの話。

慣れてくれば、これを無意識でできるようになり、
ものの数秒で、すぐに解けるようになります。

車の運転でも同じ。

運転に慣れていない最初のうちは、

「えーと、右に曲がる時は、ミラーを見て、目視して、ウインカー出して…」

とかいろいろ考えないとできません。

音楽を聞いたり、助手席の人と会話をする余裕もなかったりします。


でも、慣れてくれば、そんなことは考えず、自然と運転できるようになり、
音楽を聞いたり、運転をしながら会話したりできるようになります。


「論理で学ぶ」も、これと同じ。

慣れないうちはいろいろ考えないといけませんが、
最終的には、無意識に、感覚的にできるようになります。


壁に当たってしまった方に、
あるいは、将来壁に当たらないために、英文法を論理的に学びたい方は、
冒頭でお話しした、

「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」
http://51.thebelltree.com/grammar51.htm

がお役に立てれば幸いです。


冒頭でお話ししたように、10月は2番目に英語学習熱が熱い時期。
英語学習するなら、今がチャンスです。


締切が明日2日(木)と迫っておりますので、お急ぎください。


詳しい内容は↓からご覧になれます。
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すでに内容を把握していて、すぐにお申し込みされたい方は↓よりできます。
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執筆者:鈴木 拓(すずき たく)のプロフィール
個人英語教室(ネット版)のイングリッシュティーチャー。年以上にわたり、名様以上に英語指導。『日経WOMAN』『English Journal』等掲載。

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