英文がブロックに見える
英文法が理解できる喜び
問題をパズルのように解く
今号はリーディングセクション全体において、重要なコツをお話しいたします。
以前もお話しいたしましたが、
TOEICでは2つの要素が問われます。
英語力と英語力以外の力です。
英語力は、
・どれだけ多くの単語を知っているか?
・どれだけ正確に英語の音を聞き取れるのか?
・しっかりとした英文法の知識があるか?
・素早く、正確に英文を読めるか?
という純粋な「実力」です。
一方、英語力以外の力は、
・TOEICを解きなれているか?
・典型的な出題パターンをどれだけ知っているか?
・選択肢を素早くさばけるか?
・リスニングセクションでのリズムはしっかり確立されているか?
・リーディングセクションの時間配分はちゃんとしているか?
という、言わば「コツ」、「知識」、「テクニック」です。
前号まででTOEICのリーディングセクションに関する英語力のお話は大体
すべてお話しいたしました。
・構造の知識をしっかりと身に付ける
・ある程度の語彙(単語帳1冊分(2000語))を身に付ける
の2つですね。
パート5と6は文法と語彙に関する問題です。
その文法問題のうち96%は構造に関する分野ですから、
構造と語彙を身に付ければ攻略できますね。
構造の知識は1から身に付けなければなりません。
例えば、「関係詞」を勉強しようと思っても、
「文型・品詞」、「準動詞」、「接続詞」、「疑問詞」などの他の分野の知識が
なければ理解できません。
構造は1番最初の基盤である、品詞からやっていかないと身につきません。
でも、逆に言えば、1からしっかりやれば、確実に身につきます。
構造を身につけたい方は↓で、1から身につけられます。
→< http://51.thebelltree.com/grammar51.htm >
パート7は読解問題なので、英文を読みまくってリーディング力をつけなければ
ならないと勘違いされ勝ちですが、
リーディング力の基礎は語彙と構造の知識です。
この2つが出来ていないのに、やたらと英文を読みまくっても英文は読めるよう
になりません。
(私は高校2年生の時代に基礎ができていないのに、2ヶ月間1日8時間もこれ
をやって失敗しました。)
逆に言えば、語彙と構造の知識さえあれば、ある程度リーディングはできるよう
になります。
(構造の知識を身につけたところ、2ヶ月で偏差値が53→72に伸びました。)
つまり、パート5〜7、リーディングセクションはすべて、
構造と語彙がキーとなっているわけです。
では、英語力さえあれば解けるか?
というとTOEICはそんなに甘くないんです。
リスニングセクションで最も重要なのは「リズム」でしたが、
リーディングセクションで最も重要なのはなんでしょうか?
それは、「時間配分」です。
リスニングセクションは放送に合わせて進行して行きます。
「ちょっと考えれば解けそうだから、ちょっと待って」
と言っても、容赦なく放送は進んで行き、
1つの問題を考えていると次の問題に進んでしまい、その問題が解けなくなって
しまいます。
しかし、リーディングセクションは放送に急かされることはありません。
自分のペースでできます。
リスニングセクションが終ると、
「あー、やっと自分のペースでできるよ。」
と安心してしまいますが、
実はこれが危険なんです。
リーディングセクションは自分のペースで出来る反面、
自分でしっかり時間配分をしないと、すべての問題を解くことができません。
と言いますか、TOEICのリーディングセクションはほとんどの人が全部終りませ
ん。
TOEIC 700取った私の友人は25問ぐらい残ったそうですし、
私がTOEIC 900取ったときも5問ぐらい残りました。
逆に言えば、終らすことができれば、それだけでも大きなアドバンテージです。
リスニングセクションと同様に、TOEICで重要なのは「正解した問題数」です。
「簡単な問題か、難しい問題か」
「検討外れの選択肢を選んだか、惜しい選択肢を選んだか、マークすらしなかっ
たか」
は関係ありません。
正解は正解、不正解は不正解です。
なので、重要なのは、難しい問題に時間をかけすぎることなく、
解ける問題は確実に解くことです。
しっかりと時間配分を決めておいて、
とりあえず確実に全部解くことです。
難しい問題は適当にマークし、先に進み、
確実に時間内にすべて終らせるようにするのが効果的です。
私の場合、
パート5と6は1問につき30秒、
パート7は1問につき1分
というペースで解くようにします。
例えば、パート5を5問解いて、2分30秒以内ならOK。
それ以上かかっていたらペースアップ。
というように、5問か10問ごとに確認して行き、ペースを守ります。