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勉強法を斬る! 「書きまくり」は有効?

今回からは学校で教わったり、巷で有名な「勉強法」について分析をしていきた
いと思います。

その第1弾は「書きまくり」です。

中学、高校で単語を覚える際、誰もが一度は言われたことがあるはずです。

「書きまくって身体で覚えろ」

と。


じーっと見て、目だけで覚えるのではなく、手も使って、
手を動かすことにより、目では覚えられなくても、手で強制的に覚えてしまう。

という勉強法です。

しかし、果たしてこれは有効な勉強法なのでしょうか?


結論から言ってしまうと、私としてはこの勉強法はほとんど意味がないと思って
います。

理由はいろいろありますので、順番にお話ししていきますね。


まず第1に、単語を覚えるのは、ゴルフスイングを覚えるのとはわけが違います。

ゴルフスイングは実際に何回も素振りをしたり、
ボールを打ったりして、身体で覚えななければなりません。

しかし、同じ「覚える」と言っても、
単語は本来は脳だけで完結すべきものです。

ゴルフでは、「スイング」ができるようになるために「スイング」でトレーニン
グ。と、目的と練習が合致しているのですが、

単語は主に「読む」「聞く」あるいは「話す」ことが目的なのに、
「書く」ことでトレーニングをしており、目的と練習がずれています。


英文を読んだり、聞いていて、「あ、この単語はこういう意味だ」と理解するの
は「脳」の仕事です。

働かせるべきなのは「脳」であって、「手」ではないはずです。


また、第2に、書きまくっていると脳が退屈して、「書きまくりマシーン」に
なってしまうことが少なくありません。

実際に経験がある方が多いと思いますが、
例えば、「acknowledge=認める」と覚えようと、ひたすら、

acknowledge acknowledge acknowledge acknowledge acknowledge acknowledge
acknowledge acknowledge acknowledge acknowledge acknowledge…

と書いていき、10回、20回も書いたのに、

「あれ? そういえばどういう意味だったけ?」

と肝心の意味を覚えていない、なんてことがありませんか?

これでは、ただの筋トレになってしまいます。


そして、最後に、書きまくりには、とても時間がかかります。

普通にやったら、1つの単語を書きまくるのに1分以上要してしまいます。

単語帳についている例文を読んだり、音声を聞いたりする時間も考えれば、
さらに時間がかかってしまいます。

それに、机に座って、何回も紙に書かなければならないため、勉強できる環境も
限られます。

本来、単語帳は電車の中など、どこでもできるものなのに、
机に座って勉強する時間を使ってしまうのはとてももったいないことです。


「苦労する割に、効果がない」と、
書きまくりはほとんどいいところがない、というのが私の分析です。


ただ、1点、

「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」
→< http://51.thebelltree.com/grammar51.htm >

の受講生さんから、この点についてご質問をいただくことがあります。

それは、「スペルを覚えるのには役に立ちますか?」というものです。

これはその通りで、実際にライティングをする方、ライティングができるように
なりたい方には、実際に「書く」ことは有効だと思います。


ただ、最初から、「すべての単語」に、「書きまくり」を行うことは非効率です

なぜなら、英単語に慣れてくれば、ほとんどの単語は音でスペルが書けるように
なるからです。


また、実際問題として、そこまでスペルの知識は必要になりません。

「読むこと」「聞くこと」に関しては、見たり聞いたりしてわかればいいのです
から、スペルの知識は必要になりません。

大切なのは、見た単語、聞いた単語の意味がわかることです。

「話すこと」に関しても、正しく単語を使えて、相手がわかるように発音できれ
ばいいのですから、スペルの知識は必要になりません。


唯一、必要なのが「書くこと」に関してです。

しかし、多くの英語学習者にとって、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つ
の中で、「書く」は最も優先順位が低い技能だと思います。


なので、書いてスペルを覚えるのは

1、単語の意味を覚える

2、単語を聞いてわかるようになる

3、単語の使い方がわかるようになる

4、単語の発音ができるようになる

というプロセスが完了した後、


5、単語の音である程度スペルが書けるようになる

という段階を経て、初めて、

6、ライティングスキルを身につけたい場合は、スペルがむずかしい単語を練習
  する

という段階に行く方が効率的です。


本メルマガでは常に「英語の基礎3本柱、語彙、リスニング、英文法が大切」と
お話しさせていただいておりますが、

まずは、語彙は「単語を見てわかるようになること」

これを目指して、単語帳をやっていくことが大切になります。

書きまくりで、無理矢理頭に入れようとしても入らないですし、
スペルの心配をするのは、後になってからの方が効率がいいのです。


英文法は↓で、「品詞」という一番の基礎から学べます。

分からない部分があっても、制作者である私に直接メールで質問できます。
→< http://51.thebelltree.com/grammar51.htm >


英語学習法についてさらに詳しくは↓から!
→< http://51.thebelltree.com/legti8.htm >

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