英文がブロックで見える
問題をパズルのように解く
英会話もスラスラと
今号はTOEICのリーディングセクションのお話をいたします。
リーディングセクションはリスニングセクションと違って、
自分のペースで問題を解くことができます。
リスニングは放送がどんどん進んで行くので、
「あ、ちょっと待って」
「もう1回聞かせて」
なんてことはできません。
しかし、リーディングでは、
じっくり考えることも可能ですし、
問題文を何回も読み返すことも可能です。
しかし、逆に言えば、ちゃんと自分でペース配分しないと、
時間内に終わらせることができません。
実はTOEICのリーディングは、900点を取るような上級者でも時間内に終わらない
ことがあるほど、問題数が多いのです。
このメルマガでは何回もお話ししていますが、
TOEICで重要なのは「正解した問題数」です。
「どう間違ったか?」
「どの問題を正解したのか?」
は、まったく関係ありません。
正解がAだったろころを、Bとマークしようが、Cとマークしようが、Dとマークし
ようが、関係ありません。
またマークをしなかった場合でも同じです。
従って、リスニングセクション以上に、
「分からない問題」、「難しい問題」を捨てて、
「分かる問題」を確実に取る姿勢が重要になります。
具体的には、しっかりとペースを決めておき、
それを守るように問題を解いて行くのです。
その際、しばらく考えても分からなかったら、
その問題は適当にマークして、先に進みましょう。
私の場合、Part 5とPart 6は1問につき30秒と決めています。
旧式TOEICの場合、Part 5とPart 6は合わせて60問、
新式の場合、52問です。
つまり、旧式の場合は、30分以内、新式の場合は26分以内に終わらせるように
するのです。
そして、残りのPart 7を1問につき1分のペースで解いて行けば、
なんとか制限時間内に終わらせることができます。
「ペース配分をする」と言っても、
1問ごとに時計をチェックしていては注意散漫になりますから、
5問や10問ごとにまとめてチェックして行きましょう。
例えば、5問で2分半、10問で5分という感じです。
そして、予定よりも遅かったらペースアップする。
という感じです。
ちなみに、この1問につき30秒、1問につき1分というのは、
「制限時間」です。
これより早く解けるにこしたことはありません。