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TOEICの弱点分析 リーディングができない本当の理由

今号も引き続き、弱点勘違いパターンを解説して行きます。


3、パート7の読解問題ができない→リーディングの練習不足


これは実際に私が昔にやってしまった勘違いです。


リーディングの点数が悪かったので、

「英文を読む練習が足りない」

と胆略的に考えてしまうパターンです。


私は「リーディングできない = 読む練習しなきゃ」とガンガン英文を読みまく
りましたが、点数が上がるどころか、下がってしまったことがあります。


確かにパート7はリーディングの問題です。

そして、英文を読む練習が必要だと言うことも確かです。


ただ、リーディングができないのは英文を読む練習が足りないからとは限りませ
ん。


ここで、ちょっと考えてみてください。

英文法の問題の英文でもいいです。どこかの教材に出て来た英文でもいいです。

たったの1つの文なのに読むのに苦労している、なんてことはありませんか?


実は、リーディングの難しさと言うのは、文の長さではなく、
1つ1つの文の難易度にあります。


Aviation Stream Inc. went bankrupt.

というような簡単な文ばかりであれば、
例え1000文字もある長文だったとしてもそれほど読むのは難しくありません。


しかし、

Aviation Stream Inc. which has been notoriously famous for its bad
service went bankrupt, which was no surprise since it has been
considered to be only a matter of time for the company to file
Chapter 11.

というように、難しい構造になるとどうでしょうか?


たった1文なのに、読めない人がかなり多いはずです。


このように、リーディングが難しいかどうかは、

長さとかではなく、1文1文の難易度なんです。


では、難しい1文を読むには何が必要か?

と言うと、2つ。

語彙と英文法

です。


語彙が必要なのは説明の必要はないと思います。


ある程度、文脈で意味を推測できると言っても、
あまりに知らない単語ばかりではどうしようもありません。


では、語彙さえあれば十分か?

と言うと、そんなことはありません。


例えば、先ほどの文

Aviation Stream Inc. which has been notoriously famous for its bad
service went bankrupt, which was no surprise since it has been
considered to be only a matter of time for the company to file
Chapter 11.

難しい単語は、

notoriously    悪名高く
go bankrupt    倒産する
a matter of time  時間の問題
file Chapter 11  破産を申請する

ぐらいではないでしょうか?


Aviation Stream Inc.は会社名ですので、意味が分からなくても大丈夫ですが

aviationは「航空」という意味です。


すべての単語がわかったのですが、これでも、この文が読めない方はけっこう
いらっしゃると思います。


それはなぜか、と言うと、この文の構造が分かっていないから。


それぞれの単語が、この文の中で、どんな役割を果たしているのか分からない
からです。

単語の意味を知っているだけでは英文は読めません。

その文の構造を把握して、それぞれの単語がどんな役割を果たしているのかを見
極めなければ、文全体の意味が分かりません。


念のために解説しておきますと、まず本体は、

      S           V    C
│Aviation Stream Inc. <which..>│went│bankrupt, (which..) │
└───────────────┴┬─┴──────────┘
                 SP2


と、実はとても簡単な形をしています。


実は構造的には、

Aviation Stream Inc. went bankrupt.

だけと、まったく同じ文なんです。


1つ目のwhich節は、

  S    V    C
│which │has been│notoriously famous (for its bad service)│
└───┴──┬─┴────────────────────┘
       SP2


で、先行詞はAviation Stream Inc.


2つ目のwhich節は、

  S    V    C
│which │was │no surprise (since...)│
└───┴─┬┴───────────┘
      SP2


先行詞は文全体。


since節は

 S       V
│it│has been considered (to be only a matter of time) {for..} │
└─┴───────────┬─────────────────┘
              SP3p


という、it is to構文。


そして、for the company..の不定詞は

    for  S   to V    O
│for the company │to file │Chapter 11│
└────────┴─┬──┴─────┘
           SP3


となっています。


学習段階では、「分析したら、分かった」で仕方がないですが、

実際に試験で英文を読んでいる時は、こんなこと考えている時間はありません
から、

英文のパーツが頭の中で、パパッと感覚的に分からないとダメです。


このように、実は「リーディングができない原因」の多くは、

語彙不足



英文法力不足の

のどちらかなんです。


そして、リーディングで必要な、英文法と言うのは、

「問題を解くテクニック」

ではありません。


たとえ、問題を解けても、しっかりと英文法を理解していなければ、
リーディングではまったく役に立ちません。


「1年でTOEIC 900! 分かる! 解ける! 英文法!」
→< http://51.thebelltree.com/grammar51.htm >

では、英文の構造がちゃんと理解できるように、

「品詞」という一番の基礎から学べます。


分からないところがあっても、制作者である私に直接メールで質問できます。

英文法を理解して、英文が読めるようになるように頑張って行きましょう!
→< http://51.thebelltree.com/grammar51.htm >



4、リスニングができない→リスニング力不足


これは3の「パート7の読解問題ができない→リーディングの練習不足」

とほとんど同じなのですが、

リスニングができないからと言って、リスニング力不足が原因とは限りません。


リーディングでたっぷりとお話させていただいたので、
詳しい説明は省きますが、

知らない単語が一杯出て来たら、聞き取れても意味が分かりませんし、

聞き取れて、単語を知っていても、文の構造が分からなければ、
文全体の意味が分かりません。


ただ、リーディングと違うのは、

リスニング力不足も原因であることが多いと言うことです。


センター試験にリスニングが導入され、
徐々に変わって来ているとは思いますが、

今までは日本の学校英語では、リスニングをほとんどやりませんでした。


そのため、何も自分で英語学習をしていない人は、リスニング経験がほとんど
ゼロで、知っている単語ですら聞き取れないことがよくあります。


リスニングに関しては、語彙、英文法、リスニング。

全部必要なんです。



このように、意外と自分の弱点って正確に分からないものなんです。

結局のところ、語彙、リスニング、英文法の基礎三本柱に落ち着くんですが、
これのどれが弱いのか?

それをしっかりと分析して、弱点を克服してください。


英文法は↓で、1から勉強できます!
→< http://51.thebelltree.com/grammar51.htm >

英語学習法についてさらに詳しくは↓から!
→< http://51.thebelltree.com/legti8.htm >

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