英文がブロックで見える
問題をパズルのように解く
英会話もスラスラと
個人英語教室(ネット版)のイングリッシュティーチャー。年以上にわたり、名様以上に英語指導。『日経WOMAN』『English Journal』等掲載。
昔は通信簿2(5段階、公立中学)、偏差値30と英語が苦手。1年でTOEIC 900点。TOEIC 990(満点)、英検1級(2次試験はほぼ満点)本記事では、
「TOEIC 100点あげる(アップ)のに何時間の勉強時間が必要でしょうか?」
というご質問に対して、私の英語指導年以上、名様以上への経験から、お話しさせていただきますね。
TOEIC 100点あげる(アップ)なので、TOEIC受験者であれば、全員が対象となります。極端な話、TOEIC 10点の方から、TOEIC 890点の方が全員が対象となります。
(890点より高いスコアの人は、100点アップが不可能なので、対象外。満点は990点のため)
■人によって全く違う
さて、「TOEIC 100点あげる(アップ)に何時間の勉強時間が必要か?」ということですが、最初から答えを言ってしまうと、
「人によってまったく違うので、一概には言えません」
ということになってしまいます。
私は今までに年以上にわたって、名様以上に英語指導させていただいてきましたが、
それこそ、「0時間」の勉強時間で100点以上上がった人もいます。
その一方で、1年以上経っても100点上がらなかった人もいます。
TOEICのスコアの上がりやすさは、以下の要素に影響されます。
1、現在のTOEICスコアが何点なのか?
2、リスニングとリーディングのバランスは?
3、どのぐらいTOEICの経験があるのか?
4、どのぐらい英語学習の経験があるのか?
5、どういった英語学習をしているか?
これで全部ではなく、細かく見ていけばもっとあるのでしょうが、上記の5つは「どのぐらいの時間がかかるのか?」を決めるのに極めて重要な要素。
1つ1つお話ししていきますね。
■1、現在のTOEICスコアが何点なのか?
まずは1つ目の要素「現在のTOEICスコアが何点なのか?」からお話しさせていただきますね。
これは単純に「今のスコアが低ければ低いほど上がりやすく、今のスコアが高ければ高いほど上がりづらい」ということになります。
同じ「TOEIC 100点あげる」でも、「TOEIC 200点→300点」と、「TOEIC 890点→990点」では、かかる時間はまったく違います。
スコアが低ければ低いほど、上がる伸びしろがタップリあります。例えば、TOEIC 200点の方は、残念ながら、弱点だらけです。
英文法も弱点だし、語彙も弱点だし、リスニングも弱点。解けていない問題だらけです。
逆に言えば、「何をやってもスコアが伸びる」という状態なのです。
英文法を鍛えても伸びるし、語彙を鍛えても伸びるし、リスニングを鍛えても伸びる。
それに、学習法を間違えたって伸びます。
TOEICを長期的な視点で考えれば、伸び悩んだり頭打ちにならないために、英文法や語彙を鍛えて、「ちゃんとした英語力があるから問題が解ける」という状態に持っていくべきです。
しかし、最初のうちは、「問題をひたすら解きまくって慣れる。よくわからないけど、なんとなく解けるようになった」というような、「ゴリ押し」の間違った勉強法でも伸びるのです。
TOEIC 200点→300点という短期的な視点で見れば、こう言った間違った勉強法でも伸びます。
その反面、TOEICスコアが高いと、もう「伸びしろ」がほとんどないのです。
例えば、TOEIC 890点だと、もうすでにほとんどの問題を正解しています。残っている問題はむずかしい問題だけ。
英語力という視点で見ても、英文法、語彙、リスニングとも高いレベルにあり、穴が少ない。すでに高いレベルにあるところ、わずかにある穴を見つけて、それを的確に見つけて、的確に埋めていかないといけないのです。
高いスコアになればなるほど、「よくわからないけど、量をこなしたから解けた」という、「ゴリ押し」は通用しなくなってきます。
TOEIC 200点→300点だと、1ヶ月で成し遂げる人も珍しくない反面、890点→990点だと2年は必要でしょう。(2年でもかなり速いです)
■2、リスニングとリーディングのバランスは?
TOEICの平均点は、
リスニングセクション 310点 リーディングセクション 260点 総合 570点
と、リスニングセクションに偏っています。
また、リスニングセクションは「とにかく量をこなして慣れれば、なんとなくスコアが上がる」という、「ゴリ押し」が聞きやすい性質があります。
一方、リーディングセクションは英文法と語彙を地道に鍛えて、「これこれこういう理由でこれが答えになる」と実力で答えを導けないと解けない問題ばかりで、どうしても時間がかかるのです。
つまり、リスニングの方が伸ばしやすい。
なので、同じスコアでも、伸びやすいリスニングセクションで伸びしろが残っている人の方が伸ばしやすく、リスニングセクションですでにスコアを取っている人の方が伸ばしづらいのです。
例えば、同じ「TOEIC 500点」でも、
リスニングセクション 200点 リーディングセクション 300点
の人(仮にAさんとします)の方が、
リスニングセクション 350点 リーディングセクション 150点
の人(仮にBさんとします)より伸ばしやすいのです。
Aさんは、すでに実力を必要とするリーディングセクションで300点取っています。その反面、リスニングセクションはまだ200点あります。
リーディングセクションのスコアが示す通り、英文法と語彙という本物の英語力の基盤はできています。あとは、量をこなすだけ。
リスニングをひたすら量をこなせば、伸びしろタップリのリスニングセクションはどんどん伸びていきます。
その一方、Bさんは、実力を必要とするリーディングセクションが150点しかありません。
リスニングセクションは350点を持っているので、これ以上リスニングセクションを伸ばすのはむずかしい。伸ばすにしても、英文法と語彙などを鍛えて、実力を付けた形で伸ばすしかありません。
ここからスコアを伸ばすには、リーディングセクションを伸ばしたいところなのですが、英文法と語彙がまだまだな上に、リーディングセクションはどうしても時間がかかります。
そのため、同じ「TOEIC 500点」でも、Bさんの方が100点あげるにはずっと時間がかかります。
AさんがTOEIC 500点→600点は、3ヶ月ぐらいでできることも十分にある反面、Bさんは半年以上かかることもあるでしょう。
■3、どのぐらいTOEICの経験があるのか?
TOEICは「英語力をはかる試験」で、英語力があればあるほどスコアが高くなる。
そのはずなのですが、これは理想論。
残念ながら、「TOEICに慣れているか」で大きくスコアは変わります。
特に、TOEICは、学校の定期試験などの、日本人が慣れている従来型の試験とは大きく傾向が異なります。
日本の従来型の試験は、どちらかというと、「時間は比較的十分にあるから、しっかりと考えて答えを出させる」というタイプの試験です。
しかし、TOEICは「時間はほとんどない。その中で速く答えさせる」というタイプの試験です。
この傾向の違いから、TOEICに慣れていなければ、ましてやTOEICの知識がなければ、これに戸惑って実力を発揮できない人はいっぱいいます。
リスニングでは、「いつまでも考えていたら、次の問題の放送が始まって聞き逃した」という連続で実力を発揮できず、「聞いていれば解けた問題」を落としまくります。
リーディングでは、「納得いくまで時間をかけて考えていたら、制限時間の75分が終わって、30問以上解き残しが出てしまった」と実力を発揮できず、スコアを落とします。
リスニングでも、リーディングでも、「考えてもわからない問題は適当にマークして進む」という姿勢が必要なのですが、こういった知識がない人はできないですし、知識があっても、ある程度の練習を積まないと、これはできるようになりません。
極端な例ですが、1回目はまったくTOEICの知識がなく、受けた方がいます。
リスニングは考えすぎて聞き逃しまくりだし、リーディングは解き残しいっぱいあり、しかもそれらを「適当にマークするとスコアが下がる」と誤解して、マークしなかった。
(実際には、適当にマークした方がスコアが上がります)
そうしたら、300点くらいだった。
私が「いや、TOEICはそういう試験ではありませんよ。リスニングは考えてわからなければ適当にマークして、次の問題に備えましょう。リーディングも考えてわからなければ適当にマークして先に進みましょう。そして、絶対にノーマークでは出さず、全部Cでもいいので、マークしてください」と伝えたところ、特に勉強はしていないのに、400点以上に上がってしまいました。
このように、勉強時間0時間で、100点以上上がることもあるのです。
上記の方の例は極端ではありますが、傾向としては上記のように、「TOEICに慣れていない人は、慣れていない分、本来の実力よりスコアより損しているだけ。だから、TOEICに慣れれば、すぐにスコアが上がる」という傾向があります。
そのため、慣れていない人ほど短期間でスコアが上がり、慣れている人は、「慣れ」ではもはやスコアアップしないため、実力をあげるしかないので、時間がかかるという傾向があります。
■4、どのぐらい英語学習の経験があるのか?
高校生までは、ほぼ全員が学校で授業を受けて、英語の勉強をしていました。しかし、その後は、一人一人状況が違います。
高校卒業後に、英語学習をしっかりとやっており、例えば3年続けて英語学習をしている人(仮にCさんとします)もいれば、高校卒業後は一切英語学習をしていない人(仮にDさんとします)もいます。
この場合、高校卒業後は一切英語学習をしていない、Dさんの方が短期間でスコアが上がります。
Cさんの場合、英語学習経験が豊富で、今も英語学習をしっかりとやっています。ということは、学習したものがすでに力となった状態。これからスコアを上げようと思ったら、まだ身についていない部分をやって実力をあげるしかありません。
一方、Dさんの場合、高校卒業以来、一切英語学習をしていません。ということは、「高校時代はできたけど、忘れてしまった」という、「眠っている力」がかなり隠されていることになります。
なので、ちょっと英語学習を始めれば、「あー、そうだった!」と、すぐに思い出し、眠っている力が呼び覚まされ、一気に力をつける(正確にいうと「力を取り戻す」)可能性が高いのです。
このように、一般的に、ブランクがある人ほど、「眠っている力」があるので、短期間でスコアアップする可能性が高く、ブランクがない人は「眠っている力」がないので、実力をつけるしかなく、どうしてもスコアアップは時間がかかります。
■5、どういった英語学習をしているか?
これは言ってしまえば「当たり前」なのですが、同じ「1時間の英語学習」でも、良い英語学習と悪い英語学習があります。
例えば、「地道に英文法を毎日、理解を積み重ねるために1時間学習する」これは良い英語学習です。
地道に少しずつ実力がつき、じわじわとスコアアップできる可能性が高いです。
その一方、「英文法や語彙の力はないけど、とにかく問題を解きまくって、"よくわからないけど慣れているから正解がわかる"という状態を目ざすために、毎日1時間学習する」。これは悪い英語学習です。
悪い英語学習でも、上記の1〜4の要素で、最初のうちはスコアアップするかもしれません。例えば、今はTOEIC 200点なので、悪い英語学習だろうと、300点まで上がるかもしれません。
あるいは、TOEICの経験がほとんどない人がやったら、3の要素で最初はスコアが上がるかもしれません。
しかし、1〜4の要素を満たしたら。つまり、TOEICのスコアもそれなりに上がった(例えば、200点だったのが、300点になった)し、リスニングも上がった(リーディングはあまり)、TOEICにも慣れたし、ブランクも取り戻した。
そうなると、もう悪い英語学習ではスコアはほぼ伸びません。
これでは、100点上がるのに、膨大な時間がかかります。
その一方、良い英語学習をしていれば、1〜4の要素で伸びた後も(そもそも、正しい英語学習をしていれば、2の要素でリスニングに偏ることはないのですが)、伸び続けられます。
例えば、TOEIC 600点で、TOEICも慣れていて、ブランクもないという人でも、半年もせずに700点に到達できることは十分に可能です。
■「どのぐらい時間がかかるか?」を考えることは意味がない
上記のように、「TOEIC 100点あげる(アップする)のに、何時間の勉強時間が必要か」は、人によってまったく違います。
ですので、「どのぐらい時間がかかるか?」と考えることが、実は無意味なのです。
はっきり言って、どのぐらいかかるかは、やってみなければわかりません。
「あー、やってみたら1ヶ月で上がったよ」となるかもしれませんし、逆に「やってみたら1年以上かかったよ」となるかもしれません。
人によって違うので、やってみないとわからないのです。
それより大切なのは、「ゴリ押しで最初は伸びたけど頭打ちになった」という状況にならないために、英文法と語彙の実力を地道につけ、それを活かしてリスニング練習もして、英語の実力を伸ばすための英語学習をすることです。
そうすれば、短期的なスコアアップもそうですが、長期的に見ても良いスコアアップができます。
地道に英語の実力をつけるためには、
TOEIC リーディングセクションが 225点以上の方で、英文法を学びたい方は「分かる! 解ける! 英文法!」
上記の条件を満たして、英文法を学びたいけど、TOEICが必ずしも最優先事項ではなく、英会話やライティングなど、実用英語の実力をつけたい方は「英会話のための英文法 G4C」
TOEIC リーディングセクションが 280点以上の方で、リーディング力をつけたい方は「英語リーディング実践講座 44」
TOEIC リーディングセクションが 220点以下。特に200点以下だったり、「文法を理解できる」が50以下の方は「ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning」
がそれぞれおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも英語学習のお役に立てれば幸いです。
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